中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは。個人指導専門塾の坂口です。
あっという間に1月の後半ですね。
早い方だと、私立受験まで残り一週間になっているのではないでしょうか。
その中で気持ちは焦って、不安になっている頃だと考えています。
しかし、この時期になったら分からない問題をなんとか理解しようとするよりも、
確認すれば何とかなりそうな教科や、一度覚えたけど忘れてしまった単元を確認する方が心は落ち着きます。
過去問題や類似問題を解いて、順調に理解した上で解き進められれば問題はないですが、
分からない問題が一問でもあれば、不安になり、「どうしよう。どうしよう。」となるのが人間です。
それよりも、比較的理解しやすいことに挑戦したほうが、効率が良く、モチベーションを維持しやすいのです。
その中でも、暗記はこの時期ぴったりの勉強です。
一点でも多く点数をとるために、暗記問題(暗記をしておけば点数が獲得できる問題)の確認を中心にしていきましょう。
確実に点数が獲得でき、自信にもつながると考えています。
暗記の方法についてはこちらの記事をご覧ください。→「嫌な暗記をゲーム感覚で!」
また、人の記憶のメカニズムについてご紹介したこちらの記事もあわせてご覧ください。→「暗記が苦手な子必見!記憶のメカニズムから考える勉強のやり方」
この時期は不安になる教科ではなく、
- 「よし、この用語、覚えている。」
- 「これも大丈夫。」
- 「この用語、忘れていたから覚えなおしておこう。」
など少しでも自信につながる方法でモチベーションを上げて学習を進めて下さい。
暗記科目と言われている社会、理科が中心になりやすいのですが、
各科目に暗記する部分(例えば数学なら公式。英語は単語、文法。国語は漢字、文法など)はありますので、
①見て確認。
②解いて確認。
③見直しして、再理解して確認。
といった流れで行うと良いです。
モチベーション一つで、学習する内容が頭に入ってきやすくなります。
反対に、難しく感じる問題ばかり解いていると「全然わからない、どうしよう。」とネガティブになります。
最後は自信をもって「自分なら大丈夫。」と思って、入試に臨めるかどうかです。
当日、自分の力を信じることが出来るように、残り数日はモチベーションを維持することが出来る勉強をすることが大切です。