中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは。個人指導専門塾の坂口です。
学校によってさまざまですが、中学生のお子さんは定期テストの時期ですね。
実力テストや塾の模試なども入れるとテストが多すぎる気がして、「なんでテストがこんなにもあるんだ!」と嫌になってしまっているお子さんも多くいらっしゃるかもしれませんが、
今回は、定期テストの意義についてお話ししたいと思います。
なぜ、学校には定期テストがあるのでしょうか。
当たり前のことすぎて保護者の方もあまりその意義について考えたことが無いかもしれません。
定期テストの一番の目的は、ある一定期間の学力(問題が解けるようになった量、暗記出来ている量)を見ることだと思います。
高校受験ではテストがあります。
仮に何もテストを受けない状態(何もわからない状態)で受験を迎えたらどうでしょうか。
不安ですよね。
受験までに何度もテストがあれば、
出来るところと出来ないところが先生も保護者の方も本人も、その都度知ることが出来ます。
その時々のテストで完璧であれば、実力テスト、入試は難なくいけるのではないかと考えられます。
しかし!!そう、うまくいかないのが受験です。
「毎回のテストで満点をとれるのか?」といわれたら、それはとても難しいことです。
なので、テストの結果が返って来たら、出来なかったところを再度見直し、理解し、次から出来るようにするのです。
もう一度お伝えしますが、定期テストの目的は、ある一定期間の学力(問題が解けるようになった量。暗記出来ている量。)を見ることです。
評価されるためのものではなく、自分の実力を知り、次に生かすためのものです。
「テスト」と名のつくものに対してネガティヴなイメージを持つと、
テストから逃げたいという気持ちが生まれてしまいます。
周りの大人がテストは何のためのものなのかを知り、その考えに沿った声かけをしてあげることで、
子どもたちも少しずつ考え方を変えてくれるのではないでしょうか。