中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは!個人指導専門塾の岡田です。
9月ももう既に中盤!溶けてしまうような猛暑とうって変わって、ひんやりとした空気を感じられるようになりましたね!
さて、この時期になると毎年決まって英語の学習に関する相談を受けることが増えます。
というのも、
2学期は覚える文法の量と単語量が1学期よりも圧倒的に多くなってしまう
⇒それゆえについていけなくなってしまう生徒が増える!
といった傾向があります。
文法ももちろん大切なのですが、その前に単語をしっかり覚え、さらに定着しているかどうかが重要となってきます。
教室の生徒を見ていると、単語を覚える事が速くて単語のチェックテストを実施しても毎回高得点を維持できる生徒がいるのに対し、彼らの3倍以上の時間をかけてやっと単語を覚えたにも関わらず、チェックテストでは思ったような点数が取れず悩んでいる生徒も見かけます。
前者と後者、いったいどういった差があるのでしょうか?
それはずばり、
「発音」を覚えているかどうかの違いであるといえます!
言い換えれば、英単語を「名前」として認識しているか「アルファベットが組み合わさった記号」として認識しているかの違いとも言えます。
例えば、「apple」という単語の意味は「りんご」です。
我々がそれをりんごと容易に訳すことが出来るのは「apple」が「アップル」と発音すると知っている(そのような名前として覚えている)からです。読み方を知っているから頭に定着しているのです。
それに対し、単語を覚える事が苦手な生徒はその単語をアップルという発音、つまり名前で認識していない場合が多いです。
それゆえに「aとpとpとlとeが組み合わさったもの」と覚えてしまい、関連性がないアルファベットの羅列を必死に覚えようとしている、ということになってしまうのです。
これでは当然、効率も3倍以上落ちてしまいます。
単語がイマイチ覚えられていないお子さんは、まずアルファベットの組み合わせを覚えるよりも、
「どのように発音するのか」英語のノートに書いた単語の上にカタカナで読み方を振る習慣をつけさせると良いでしょう。
発音を覚えたうえで単語の読みと書きを暗記していくようになると、覚える早さが全く違ってくることに気づくと思いますよ!