中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは。個人指導専門塾の岡田です。
今回の記事では、前回に引き続き、宿題を終えてしまったお子さんにぜひやってほしい2学期の予習のやり方をご紹介します。
(前回の記事では、2学期、英語で好スタートをきれる予習の方法をお伝えしています。合わせてご覧ください。→夏休みも残りわずか!今から何をすれば良い?)
今回は数学です!実は2学期の数学こそ、どの学年のみなさんもガクッと点数を落としてしまう時期といわれており、実際に点数を落としてしまった生徒を何人か見てきました。
しかし、なぜ2学期の数学で点数が落ちてしまうのか?
その原因として大きく2つ挙げられます。
①2学期になった瞬間に急に勉強のペースを落とし、手を抜いてしまう。
②2学期は文章題と関数が中心になる。
①に関して言えば、夏休みに勉強を頑張ってきた反動や、部活が本格化してくることを理由に、家での勉強時間が減ってしまうお子さんが多くいます。
手を抜いてテストの点数が落ちた瞬間、気づいたら周りに置いて行かれている・・・。これだけはぜひ避けたいところですね。
そのためにも、夏休みから予習を継続していく事が大切です。そうすれば夏休みのエンジンを保ったまま2学期に臨むことができます。
次に②に関してですが、2学期は各学年で、方程式の文章題や比例・反比例、1次関数といった多くの生徒が苦手とする単元が頻出していきます。
特に関数(比例・反比例、一次関数など)は、比例定数の求め方や、傾きと切片の意味といった各単元の必要最低限の公式や語句の意味は教科書で調べて覚えるように時間を作ってみると良いです。
夏休みのうちに最低限の予習を行ったお子さんは、2学期に入ってからも勉強のペースを崩さずに、関数問題の応用の解き方を理解したり、自信がない箇所を逆戻りで学習する時間に充てることが出来たり、と時間を有効活用することが出来ます。
そのため、定期テストで周りと大差をつけて高得点を狙うことが可能です。
数学が苦手な生徒さんこそ、今この瞬間に苦手なものに背を向けず、予習を30分から1時間毎日続けてみてください。
それが周りとの大きな差となって、これから自信を持って数学に立ち向かうことが出来ます。
予習は長期休暇の時期こそ積極的に取り組むべきです。今からでも遅くありません、やるかやらないかでは大きく違います。
ぜひ周りの友だちと差をつけていきましょう!