中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは、教室長の丹下です。
期末テストを目前に控えているというお子さんも多いのではないでしょうか?
前回、テスト勉強時の計画の立て方に関してお話ししましたが、計画通り進んでいますか?
今回は、テスト範囲表に関してお話します。
(まだ読まれていない方はこちらもぜひご覧ください→テスト前の計画の立て方)
テスト範囲が発表され、テスト課題を進めているころ。
もう課題が終わりそう、もしくは終わったという子も出てきたと思います。
これからテスト課題の解き直しに入っていくのだと思いますが、
ここで一旦、テスト範囲表をお子さんと一緒に確認してみてください。
だいたいの範囲表には、以下3つが記載されています。
- テスト日程(いつ、何の科目があるか)
- 提出物(いつまでに、何のテキストを、どのページまでやってくるのか)
- ポイント(テストでの重要点、配点など)
みなさん①②はしっかり目を通して、マーカーでチェックしたりしているのですが、
③を無視している子をよく見ます。
確かに日程・提出物は大事ですが、ポイントを確認しないまま勉強を進めていくと、効率が悪いですよね。
「テストで思ったより点数が取れなかった」「こんなところからも出るのか」
今までこう感じたことはありませんか?
先生方にもよりますが、ここのポイント欄を事細かく書いてくださっている先生もいらっしゃいます。
例えば、~~からは〇点分出すとか、××は課題には入れてないけどテスト範囲だとか、□□からは丸ごと同じ問題を出しますとか・・・
ここのポイント欄を上手に使うことで、テスト勉強をどこから始めていけばよいか、どこを重点的にやっていけばよいかがわかります。
それこそ前回お話したテスト勉強の計画立てにものすごく役立ちます。
今まで特に気にしていなかったという方は、ぜひ一度目を通してみてください!
さらに、提出物欄にたまに記載がある、「〇ページ以上提出」、「事前提出歓迎」というのは
通知表でいう、関心意欲態度の項目でのプラス点につながってきます。
特に記載がなくても、先生に確認をとってみるといいですね。
それも意欲をアピールする行動のひとつです。
これは、小学校でも学期ごとのまとめテストがあるところでは共通して言えることだと思います。
定期テストは実力テストと違い、やった分の結果がきちんと出るものです。
「もう少しここをやっておけばよかった」
「ここは捨てなければよかった」
と後悔のないように、できること、決めたことは全てやり切ってテストに臨みましょう!