中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは服部です。
今日はこの時期多い保護者さんのお悩みについて書きたいと思います。
この時期に多い悩みは何でしょうか?
中学1年生であれば、一番忙しくなる時期!
「部活が本格的に稼働して、家に帰ったらすぐに寝てしまう!」など生活サイクルがバラバラになってきます。
まず、結論から言いますと、寝かせすぎてはダメです!
人間の身体は大体1週間ほどで生活サイクルに慣れる事が出来ます。
つまり、寝る癖が付いてしまうと
必然的に「家に帰ったら寝る。」の癖が付いてしまいます。
だらける事を覚えるとどこまでいってもだらけてしまうのが人間です。
生徒の中にも、1年生の時の癖が抜けず2年生になってもだらだらとしてしまう子が多く居ました。
今は、夜中に「アニメ」がやっているので、それを見始めてしまったらもう大変です!
そうなる前に保護者の方から、夜10時以降はテレビを見ない、など先手先手でルールを決めていきましょう。
また、2、3年生は後輩の面倒を見たり、主体で動く行事が多いため勉強時間が無くなってしまうのが保護者さんの悩みとして多いです。
その原因として、やはり習慣が無いという事がとても大きいです。
その習慣をつけるのは本来、小学校高学年から中学1年生の間です。
しかし、お子さんがその学年の時に将来について気付く保護者さんは中々いらっしゃいません。
その学年のお子さんをもつ保護者さんからよく聞くのは「勉強は子どもがいやがるから。」とか「本人が行く気になれば。」ですが
それに気付いた時・行く気になったときはもうほぼ手遅れの場合があります。
以前の記事にも書きましたが、勉強のやり方・学習習慣は病気と同じで「早期発見、早期治療」が一番です。
小さい内からの癖付けが大事になります。ただ、小さい頃から塾へ行っていると勘違いも起こりやすく
お子さんの中には「塾へ行って勉強しているから家ではやらない。」になる子もいます。
塾ではもちろん家でも勉強しなければいけない、ということは関わっているすべての大人が言ってあげるべきことです。
しかし、家の中で言ってあげる、つまり保護者の方が言ってあげるのが一番行動に結び付きやすいのです。
ぜひ家庭で言い続けてあげて下さい。
ただ塾へ通わせるだけよりも、塾と保護者さんで連携したほうがよりよい指導ができることを確信しています。それほど家庭学習は学習指導において大切なものです。
2,3年生になってからでも、まだ今からでも遅くありません!
少しでもいいので「勉強しなくてはいけない環境」を作ってあげましょう。
人は人と違う事はしたくないものなので、まずはまわりが勉強している所へいれてあげてください。
これからの時期は中学生にとって非常に重要な時期です。一度お子さんの家での様子を見つめなおしてみてくださいね。