「忘れ物が多い子」に親ができること

  • 「また筆箱を忘れてしまった…」
  • 「宿題を学校に置いてきたみたいです」
  • 「毎朝、『○○持った?』と声をかけないと心配で…」

小学生のお子様を持つ保護者の方から、このようなお話を伺うことがよくあります。

忘れ物が続くと、「もっとしっかりしてほしい」と思うのは自然なことです。しかし、忘れ物が多い子は「やる気がない」わけでも、「だらしない」わけでもありません。

実は、忘れ物は“準備する力”が育っている途中だからこそ起こるものです。大切なのは、忘れ物をゼロにすることではなく、「自分で気づき、改善する力」を育てていくことです。

「持った?」より「どうやって確認する?」を習慣に

毎朝、「忘れ物ない?」と聞くことは悪いことではありません。

ただ、毎回保護者が確認役になってしまうと、お子様は「誰かがチェックしてくれるもの」と考えやすくなります。

おすすめなのは、

  • 「今日は何を持っていく日だったかな?」
  • 「自分で時間割を見て確認してみよう。」

と、答えを教えるのではなく、確認する方法を一緒に考えることです。

その積み重ねが、自分で準備する力につながっていきます。

忘れ物をした日こそ、成長のチャンス

忘れ物をすると、つい叱ってしまいたくなることがあります。

しかし、忘れ物をしたあとに、「次はどうしたら忘れずに済むかな?」と一緒に考える時間は、とても大切です。

例えば、

  • 前日の夜に準備をする
  • 玄関に持ち物を置いておく
  • チェックリストを作る

など、お子様自身が「次はこうしてみよう」と考える経験が、自立につながります。

完璧を目指さなくても大丈夫

忘れ物が多い時期は、誰にでもあります。

大切なのは、一度も忘れない子になることではなく、少しずつ、自分で準備できる場面を増やしていくことです。

保護者の方が少しずつ見守る時間を増やしていくことで、お子様は「自分でできた」という成功体験を積み重ねていきます。

その経験は、中学生になってからの学習習慣や自己管理にもつながっていくでしょう。

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