中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは、教室長の丹下です。
前回は中学生英語のノートまとめのやり方を紹介しました。
今回は数学のノートまとめのやり方を紹介します。
数学のノートまとめでは必ず
- 例題を写す
- 類題を自分で解く
この2つを入れるようにしましょう。
そして、類題を解くときは例題に書いてある手順で解くことが大切です。
例題が5行で書かれていたら、途中式を省いたりすることなく、
自分で類題を解くときも5行使って書いていきましょう。
また、数学特有の用語(例えば「移項」「代入」など)をノートに書く際に、
もしその言葉を聞いたときパッと意味が出てこなければ、
自分なりの言葉で言いかえてノートに書くようにしましょう。
これは公式をまとめるときも同様です。
例えば、円の公式をまとめるとき、
円の直径=2πr
と教科書通りに書いて、いざ自分のノートを見返したときに
「rってなんのことだ?」
となってしまうことはありませんか?
こうなってしまっては意味がないので、
「円の直径=2π×半径」
と文字を使わずにまとめておくことも大切です。
自分の曖昧な知識について言語化しようとすることは、「何がわからないことなのか」を見つける手がかりになります。
言葉で説明できないことは実はわかっていないことであると判断して良いでしょう。
その場合、必ず教科書などで確認してその場で解決しましょう。そのためのノートまとめでもあります。
あとは、普段問題を解いているときに気を付けなければいけないこと。
普段同じようなミスをたくさんしてしまう場合は、
「~に注意!」「~に注目!」など自分なりのメモを入れておくとさらにいいですね!
そして最後に、どの科目のノートまとめでも重要なことを1つ。
それは、カラフルにしすぎないことです。
たくさん色を使いすぎてしまうと、どれが大事なところなのかわかりにくくなってしまいます。
色は黒を含めて1~3色+蛍光ペンなどのマーカー1色で十分です。
いかがでしたでしょうか?
2回にわたり、英語と数学に焦点を当てて、ノートのまとめ方についてお話ししました。
ぜひお子さんのノートとこの記事に書いてある事を見比べて、出来ていること・出来ていないことを見つけてみてください。
そして、なぜこのようなまとめ方をするべきなのかについても必ず認識させるようにしてください。
授業を受けるときや自主学習をするときの、お子さんの目の付け所が変わっていくと思いますよ!