「勉強しなさい」は逆効果?やる気を下げない声かけの考え方

12月は、年末年始で家族と過ごす時間が増える一方、通知表やテスト結果、冬休みの過ごし方など、気になることも一気に増える時期です。
その結果、気づけば「勉強しなさい」「そろそろやったの?」という声かけが増えてしまい、親子の会話がぎくしゃくしてしまうことも少なくありません。
子どものためを思っての言葉が、関係を悪化させてしまう――。
そんなすれ違いを防ぐために、12月だからこそ意識したい関わり方があります。

12月に声かけが増えてしまう背景には、保護者様自身の不安があります。
こうした思いが強まるほど、つい行動を促したくなります。
一方で子ども側は、学期の疲れや寒さ、生活リズムの乱れも重なり、気力が落ちやすい時期です。
その状態で指示が増えると、「責められている」「信じてもらえていない」と感じ、反発や無気力につながりやすくなります。

勉強に向かわせたいとき、言葉で動かそうとすると衝突が起きやすくなります。
そこで大切なのが、声かけよりも“環境”を整えることです。
たとえば、勉強する時間帯を一緒に決める、机の周りを整える、終わった後にひと言ねぎらう。
「やりなさい」ではなく、「やりやすくする」関わり方に変えることで、子どもは自分から動きやすくなります。
12月は、量や完璧さよりも「机に向かえる空気」をつくることを優先しましょう。

年末年始は、親子で顔を合わせる時間が長くなる分、言葉の影響も大きくなります。
「まだ終わってないの?」「また後回し?」といった言葉は、知らず知らずのうちに子どもの自信を削ってしまいます。
それよりも、「今日はここまでできたね」「少しずつ進めているね」と過程を認める声かけを意識してみてください。
12月は成果を求める時期ではなく、関係を整える時期です。
親子関係が安定すれば、年明け以降の学習は自然と前に進みやすくなります。
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