中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは。個人指導専門塾の中村です。
新学期もいよいよ始まりましたね。
今日は新しい学年を迎えるにあたり、4月からのスタートを
より良いものにするためのお話をしていきます。
今週から学校が始まりますが、最初のうちはオリエンテーションなどが多く
実際に授業が始まるのは、4月中旬ぐらいからですね。
では、授業がはじまるまで勉強しなくていいのでしょうか?
それはもちろん、違います。
家庭学習はしっかりと行っていきましょう。
中学校では、単元テストや漢字テスト、英単語テストなどがある場合以外、
特にそれらについての学校の宿題(課題)は出されなくなります。
つまり、自分で学習計画をたてて、取り組みなさいというスタンスです。
ただ、小学生のうちから家庭学習習慣が身についているお子さんであれば大丈夫ですが
宿題しかやってこなったお子さんにとっては、勉強ってそもそも何をやったらよいのか
分からない子が多いのが現状です。
家庭学習で何をやったらよいか分からない場合は、
まず、『学校でその日に学習した内容の復習』をするようにしましょう。
人は、1日経つと70%を忘れてしまうと言われています。
しかし、習ったことをきちんとその日に復習することで
例え10分でも復習をすれば、記憶率は100%に戻ります。
完全に忘れないうちに、効果的に記憶することができるのです。
特に、中学生の数学や英語は、積み重ねの科目になります。
理科や社会のように単元ごとに学ぶ科目ではないので、
分からない所をそのままにしておくと、どんどん学校の授業についていけなくなってしまいます。
そうならないように、家庭学習の中に学校で学習した内容の復習をする時間を
取り入れていきましょう。
そして、毎日の学習時間の目安ですが
私たちの塾では「学年+1時間」と伝えています。
例えば、中学校1年生の場合、毎日の家庭学習の目安は2時間になります。
中学生に進級して、生活環境も変わり部活動も始まる中、
この家庭学習時間を毎日確保するのは簡単ではありませんが、
そういった習慣を早い時期から作っておくことが大事です。