【中3向け】「このままで大丈夫?」と感じる7月。中3の夏、保護者が抱えやすい3つの不安

7月。部活動の引退を迎え、いよいよ受験に向かう空気が高まってきます。

塾の夏期講習や模試の案内、三者面談の予定が入り、「ついに来たか」と感じる保護者様も多いのではないでしょうか。

そんな中、「うちの子、本当に大丈夫?」と不安になることも。

今回は、保護者様がこの時期に感じやすい3つの不安と、その受け止め方についてお伝えします。

①勉強時間が足りない気がする

周囲の話を聞いて「もっとやらせた方がいいのでは?」と焦ることもあるでしょう。でも大切なのは、長時間の学習よりも「勉強の習慣」ができているかどうか。

毎日、短時間でも机に向かう姿勢が定着していれば、それが夏以降の伸びに繋がります。

いきなり一日中勉強するのではなく、まずは“日常の中に勉強を組み込む”ことから始めるのが効果的です。

②本人に受験の自覚がない

「本気になってないように見える」「受験生の自覚がない」——そんな声をよく耳にします。しかし、子どもも内心では不安を抱えている場合も。どう動けばいいのか分からず、立ち止まっているのです。

だからこそ、「これから一緒にやり方を整えよう」と、まずは行動の入口をつくってあげる関わりが大切です。

自覚を持たせようとするより、まずは小さな行動を促す声かけが効果的です。

③志望校が高すぎる?

模試の結果や判定を見て、「この成績で本当に行けるの?」と心配になることもあるでしょう。

でも志望校は、今の成績で選ぶものではなく、「これからの行動」で近づいていくものです。

夏の努力で、見違えるほど成績を伸ばす生徒はたくさんいます。焦って志望校を下げる前に、「この夏でどこまで近づけるか」を見てから判断しても、決して遅くはありません。

7月は、お子様の変化がまだ見えにくく、保護者様の不安が先に膨らみやすい時期です。

でも今は「まだ動き出せていない」のではなく、「これから動き出す準備中」だと捉えてみてください。

焦りや不安に流されず、「今、必要な行動を保護者様が一緒に考える」ことが、何よりも力になります。次回は、この夏に保護者様がとれる具体的なサポートの方法をご紹介します。

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