中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは。個人指導専門塾の服部です。
今回は 前回に引き続き「新しい学年になる前(中学生)」をお伝えしたいと思います。」
まずは、小学生同様に体内時計の切り替えをしなくてはいけません。
中学生になると、夜更かししている子が多いですよね。
学校がないということもあって、お昼ごろまで寝ているお子さんもいるのではないでしょうか?
まずは、そこから直しましょう。
ここで小学生と違うのは、多少怒ってでも切り替えさせてください。
中学生になれば、やはり「自分の事は自分で」が基本になります。
きちんとした自立心を持たせるためにも「良いこと悪いこと」は
区別させられるようにしていきましょう。
次に、学年別に勉強面で見ていくと
1年生は新生活に慣れることに
2年生は後輩ができ、また勉強も入試出題される重要単元を多く習い、勉強も難しく。
3年生は部活の主体になり、また勉強も新しい内容が入り、そしていよいよ受験。
1年生と2,3年生で違います。
まず、1年生で大事なことは「予習」です。
中学生に入ると、部活も始まり、
新しい事がどんどん入ってくるので、少しでも先取り学習をして
「英語」「数学」に触れる事をおすすめします。
2,3年生は1年生と逆で「復習」が大事です。
1年生の内容が分からないまま進級してしまうと
必ず次の学年でも躓きます。
特に、数学と英語は積み重ねの科目です。
分からない単元や科目がある場合は、今のこの春休みのうちに復習をしておきましょう。
この時期を逃すと、次に時間をとって復習できる時期は、「夏休み」になります。
私の教室の生徒でも、分からない単元がそのままで、苦労している子がいました。
その子は、夏休みに毎日4時間復習をやりやっと追いつくことが出来ました。
そうなってしまう前に、今のうちに体制を整えておきましょう。
3年生は、2年生までの内容をこの時期に復習しておきましょう。
今の段階でも入試問題の4割ほどはすでに習った単元です。
ということは、1,2年生の内容がわかっていなければ入試で平均を取ることは出来ないと言うことです。
英語も同様です。
文法や単語で分からない所がそのままだと、
3年生になっていよいよ受験本番となったときに、本当に追いつけなくなってきます。
ですので、1年生は「予習」。2・3年生は「復習」に重点を置いて頑張っていきましょう!
この時期にきちんと「予習」「復習」をしておくことで
新学期によいスタートが切れるようになります。