中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
期末テストでは、中間テストと異なり保健・体育、技術・家庭科、音楽、美術の副教科があります。
主教科のテスト勉強に力を入れていても、副教科は直前になるまであまり勉強していない子も少なくありません。
ただ、やっぱりこの副教科でも良い点数をとるのは大切です。
そこで今回は、テスト前日に行う副教科の勉強方法についてお話していきたいと思います。
教科書やプリントをもとに勉強する
副教科のテストは、担当の先生が問題をつくるケースがほとんどで、教科書や授業で配られたプリントの内容が中心となって出題されます。
そのため、副教科のテスト勉強は教科書とプリントをもとに勉強していきましょう。
とくに効果的なのが、授業内容を思い出しながら勉強することです。
授業で習っていないことはテストに出題されない、逆にいうと授業で習った部分が出題されますので、教科書やプリント、ノートなどを見ながら効率的に取り組んでいきましょう。
自分に合った勉強法で暗記する
音楽の作曲家の名前や曲名、美術の作品名や使われている技法など、副教科であっても暗記が必要なものはたくさんあります。
人にはそれぞれ認知特性といって覚えやすい方法が異なりますので、自分に合った方法で勉強すると効率よく暗記ができます。
- 視覚優位:視覚から入った情報処理が得意
- 聴覚優位:聴覚から入った情報処理が得意
- 身体感覚優位:身体感覚から入った情報処理が得意
「自分が覚えやすい方法が分からない」といった子は、教科書・プリントを繰り返し声に出して読み、大事な部分を端的にノートに書きだすのがおすすめです。
テスト前日となるとあまり副教科に時間がかけられないので、覚えるべき大切なポイントを集中して学習しましょう。