中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
受験生の皆さんは、冬休みが最後の踏ん張り時です。
ただ、冬休みは年末年始という大きなイベントがありますし、どうやって勉強していいのか、少しくらい休んでも大丈夫なのか、疑問に思うこともあるかと思います。
そこで今回は、受験生の年末年始に対するお悩み3つへのアンサーを紹介したいと思います。
Q1:毎年恒例の家族と過ごす時間は抑えるべき?
年末年始は、家族と過ごすのを毎年の恒例にしているご家庭も多いかと思います。
「子どもが受験生の今年は、毎年恒例の家族と過ごす時間を抑えるべきですか?」
といった質問ですが、
例年よりも家族と過ごす時間を抑えてほしいと思います。
年末年始は来年も訪れますし、家族の時間は受験が終わってからでも設けることができますが、高校受験は人生で1度きり。
そのため、家族と過ごす時間を抑えてでも勉強に取り組んでほしいのです。
ただ、“抑える”のであって、“なくす”わけではありません。
「なくすわけではない」という理由は、受験生であってもある程度リフレッシュする時間が必要だからです。
年末年始もしっかりと勉強を確保しながら、短くても家族と過ごす時間は充実したものとなるように工夫しましょう。
Q2:どうしたら勉強と遊びのメリハリをつけられる?
「どうしたら勉強と遊びのメリハリがつけられますか?」というのは、とても良い質問だと思います。
メリハリをつける方法は、いくつかあって
- 計画をしっかりと立てる
- アラームを活用する
- 勉強の進み具合を記録する
- 適度な休憩を取る
- 遊ぶときは遊びに集中する
を実践してみましょう。
メリハリをつけるのは、自分を律する心も重要になってきます。
また、家族からも声掛けなどの協力をしてもらって、メリハリのある充実した年末年始が過ごせるといいですね。
Q3:年末年始は少しくらい勉強しなくても大丈夫?
今まで受験勉強を頑張ってきた受験生。受験当日まで走り続けなければならないので、「年末年始は少しくらい勉強しなくても大丈夫?」と思う気持ちも分かります。
しかし、答えは“NO!”です。
今まで努力して受験勉強をしてきても、勉強をしない日があると、その習慣やバランスが崩れやすいです。
そして、一度崩れてしまったものは、また立て直すまでに思っている以上の時間や労力がかかるもの。
「1日くらい」という気持ちになってしまっても、この年末年始は毎日欠かさず受験勉強をしていきましょう。
この年末年始の努力を、数カ月先に「頑張って良かった」と思えるはずです。