中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
前回と前々回で、冬休み中にどのような勉強をするべきか、今~冬休みでやるべきこと、をそれぞれ考えました。
今回は『学校の授業をどのように受けたら成績アップにつながるのか?』をテーマに、一緒に考えていきましょう。
学校の授業はどう受ける?
定期テストの結果を受けて「来年はこうなりたい」といった目標を達成させるためには、家庭での勉強も大切ですが、普段の授業をどう受けるのか?も重要です。
学校の授業の受け方を今いちど見直す際には「成績アップにつながるような授業の受け方」に着目して考えるのがポイント。
具体的な成績アップのための授業の受け方には、以下のようなものが挙げられます。
- 授業が始まる直前の数分間で、教科書の今日やるところをサラッと読んで予習をする
- 授業を聞きながら、自分でも考える
- 分からないところや疑問は質問する
- 重要なポイントはどこか、を意識しながら聞く
- ほかの生徒が当てられたときでも、自分が当たったつもりで回答を考える
- 黒板に書かれていないことでも重要と思う点をメモする
「ただ、先生に教えられている」という受け身の姿勢では、なかなか成績が伸びません。
学校の授業は“積極的に考えて発言する”というのが、成績アップの近道です。
苦手科目の授業となると余計に消極的になってしまいがちですが、苦手な科目だからこそ、積極的に授業を受ける姿勢が大切なのです。
今から実践してみよう
ここまで、成績アップのための学校の授業の受け方をお話ししました。
「3学期から授業の受け方を変えてみよう」と言わず、今から実践してみましょう。
また、授業を受けてからの復習は、早ければ早いだけ効果的です。
今日の授業でやったところを、その日のうちに復習する習慣をつけましょう。
3回に分けて、「期末テストの結果を受けて、来年どのような自分になりたいのか?」の目標と、達成させるための行動について考えてきました。
ぜひ今回の記事を参考に、なりたい自分になる挑戦をしていきましょう。