中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
前回は「期末テストの結果を確認 → 来年どうなりたいのか目標を考える → 冬休み中にやるべき勉強を考える」をお話ししました。
「来年はどんな自分になりたい?」だけ聞かれると、なかなか答えがすぐに出てこないかもしれませんが、期末テストの結果をもとに考えると、なりたい自分が見えてきやすいですよね。
今回は、目標を達成させるために『今~冬休みでやるべきこと』をテーマに考えていきましょう。
目標達成のために今から冬休みにやるべきこと
前回考えた目標達成のために、冬休みまで1カ月近くある今~冬休みでやるべきことを考えていきます。
「今は部活や学校生活で忙しいから、自由な時間が増える冬休みになったら頑張ろう」
と思うのも分かりますが、目標を立てた直後である今が、一番モチベーションが高いときです。
そのため、今から目標達成のための行動をするのが大切。
目標を立てただけで冬休みに入っても結局行動できなかった・・となってしまわないように、今からやるべきことを考えましょう。
今~冬休みの継続が大切
冬休みにスムーズに勉強できるように、今から自主学習の習慣化をしていけると良いですね。
学校がある今と自由な時間が多い冬休みでは、勉強できる時間が違います。
そのため「継続して〇時間」と決めてしまう必要はありませんが、
「今から冬休み前までは1日30分、冬休み中は1日3時間、毎日自主学習をする」
のように考えられると良いかと思います。
「寝る前の15分を英単語の暗記にあてる」「30分早く起きて朝に勉強をする」などであれば、時間を増やしたり減らしたりせずに、今から冬休み中でも継続して行動していけます。
ご家庭によってライフスタイルも異なりますし、自分の目標に合った行動は人それぞれなので、無理なく少し努力したら続けられる“自分オリジナルのやるべきこと”を考えていきましょう。
また、冬休みまでの期間中に、勉強に必要な教材や文房具をそろえられると良いですね。
勉強する環境を整えつつ、今から継続してできることをしていきましょう。