中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
目が覚めてすぐに動ける子と、そうでない子がいます。
また、日によってスッキリ目覚められる日と、なかなかベッドから出られない日がありますよね。
その日1日を元気に過ごせるように「朝起きたら最初にやるべきこと」と、翌日を元気に過ごすための「夜寝るまえにやるべきこと」をお話ししていきます。
朝起きたら最初にやるべきこと
目が覚めてすぐにベッドから出られない日は特に、ベッドの中で横になったままできるストレッチをしましょう。
腕や脚を上げる・曲げる、などの動作をしたり、大きく伸びをしたりして、筋肉を伸ばしながら血行促進を意識するのがおすすめです。
身体中の血行が良くなると、朝のスタートから元気に過ごすことができます。
さらに、朝日を浴びるのも有効。
朝日を浴びると「セロトニン」という覚醒ホルモンが分泌され、逆に「メラトニン」という睡眠ホルモンの分泌がストップします。
このホルモンの仕組みを利用して、元気に1日をスタートさせましょう。
ふだん学校などでも言われているかと思いますが、朝食は必ずとるようにします。
バランスの良い食事を摂る事で、脳のパフォーマンスもアップ。勉強にしっかりと集中できる下準備となります。
夜寝るまえにやるべきこと
次の日を元気に過ごすために、夜寝るまえにもやるべきことがあります。
- 翌朝から慌ただしくならないために、翌日の準備をしっかりと行う
- すんなり入眠できるように、お風呂は寝る2時間前に入る
- 起きる時間から逆算して寝る時間を決め、睡眠時間を確保する
どれも翌日を元気に過ごすために必要な項目です。
寝つきが悪い子は、ベッドに入ってから爪の生え際をマッサージする習慣を身につけるのも良いかと思います。
爪の根元には自律神経を整えるツボがありますし、血行がよくなりスムーズに眠れるようになりますよ。
番外編:NG行動
朝起きた直後と寝る前のどちらも、スマホやゲームをするのはNGです。
朝起きて時間を確認するついで、アラームをとめるついでに、SNSなどのアプリを開いてしまう習慣がある子もいるかと思います。
集中して見てしまって、気づいたらバタバタと準備をしなくてはいけない時間になってしまったりすることも。
さらに、夜寝る前にスマホやゲームをして「そろそろ寝よう」と、目を閉じても、なかなか眠れなくなってしまう可能性があります。
スマホやゲームのブルーライトは、朝日を浴びた効果と同じようなホルモンの働きが起こります。
また、際限がなくなってしまい、結果的に夜更かしをしてしまう可能性があります。
スマホやゲーム自体は適度に付き合えれば良いのですが、寝るまえに触れるのはやめましょう。
身体と心はつながっていますので、身体が元気であれば気持ちも晴れやかになります。
その日を元気に過ごすために、ぜひ今回の記事を参考にしてみてくださいね。