中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
定期テスト前日になると、緊張してしまう子もいますし、焦りを感じる子もいます。
テスト勉強が立てた計画通りに進んでいないと、なおさらかもしれませんね。
「定期テスト前日の勉強はどうすれば良いですか?」「前日にやる効果的な勉強を教えてください」といった質問を受けることもありますので、前日に効果的な勉強をしたいと思っている子は多いです。
そこで、定期テスト前日にやるべきことを2回に分けてお話ししていきますね。
得意教科
定期テスト前日の勉強は、まずは得意教科からスタートするのがおすすめ。
- 勉強に取り掛かるハードルが下がる
- 自信が持てる
- モチベーションが上がる
- 満足感が得られやすい
といった効果があるためです。
具体的にどのように勉強をするのかというと、教科書を中心に勉強していきます。
テストに出題されるものは、ほぼすべてと言っていいほど教科書に書いてありますので、教科書を読むだけでもOK。
とはいえ、読み流すのではなく「しっかりと覚えているか」の確認をするつもりで読みましょう。
苦手教科
伸びしろが多い教科でもある「苦手教科」は、定期テスト前日も集中してやりたいところ。
ただ、ワークや問題集を解くのに、ノートに答えを書いて丸つけをして・・・だと、時間が足りなくなってしまいます。
そこで、ワーク・問題集と回答を交互に見ながら1問ずつ「答える→答え合わせをする」というのを行うのがおすすめです。
1問にかける時間が短くなるため、解ける問題数も多くなります。
この方法で解くワークまたは問題集は、出題範囲を最低でも2周してほしいです。
さっき間違えたところでも、2回目は正解できる問題数も増えているはずですし、すぐにアウトプットすることで記憶を定着させやすくなります。
数学の計算問題などは書かないと解けないものもあるかと思います。計算をするためのメモ用紙を用意して行うと良いです。
インプット→アウトプットで、翌日の定期テストで良い点数をとれるように備えましょう。