中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
夏休み明け最初の定期テストの時期が近づいてきましたね。
定期テスト勉強では、目標を立ててしっかりと取り組んでいきましょう。
今回は、定期テスト2週間前にやるべきことをお話ししていきますので、中学生のみなさんはぜひ参考にしてくださいね。
2学期に取りたい内申点を考える
夏休み明け最初の定期テストで結果を出すことは、内申点アップにつながります。
1年生・2年生は“内申点”といっても実感が湧かない子もいるかと思いますが、今後の受験で重要になってきますので、意識しながらテスト勉強を進めていきましょう。
まずは、2学期にとりたい内申点を考えて、そのために各科目「何点取るべきか」を考えましょう。
「数学の点数をもう少しアップさせたい」ではなく、「2学期は数学で4を取りたいから、あと15点アップさせる」と明確に数値化するメリットは大きいです。
- 目標が明確になりどのくらい勉強すればいいかが分かる
- 自分の現状を再確認できる
- ゴールが分かりやすいのでモチベーションもアップする
同じ「+1」でも難易度が違う
次は、どの科目を頑張るのかを考えていきましょう。
すべての科目に頑張って取り組んでほしいのは当然ですが、定期テスト本番まで2週間ともなると、勉強できる時間が限られます。
効率良く勉強するために、それぞれの科目へ費やす時間配分が必要になります。
その際に、同じくらいの内申点アップを目標にしている科目が複数あるとします。
さて、どうすれば良いのでしょうか。
80点を100点にするよりも、60点を80点にするほうが簡単なように、
同じ「内申点+1」を目指す勉強でも、4を5にするよりも2を3にするほうが簡単です。
そういった観点から「どの科目に重点を置くのか」の作戦を練りましょう。
定期テストが近づいてくると焦りを感じてしまう子もいますが、目標を明確にしながら「何を頑張れば良いのか」が分かっているとスムーズに勉強に取り組めます。
ただがむしゃらに勉強して空回りしてしまってはもったいないので、しっかりと作戦を練って勉強していきましょう。