中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは、個人指導専門塾の吉田です。
今回はどんな理科に系統の分野があるのか、
その分野に対してどんな勉強方法をすべきなのか考えていきましょう。
まず理科という教科は
①生物 ②地学 ③化学 ④物理
このおおよそ4つの分野に分かれています。
今回はその中でも ①生物 ②地学 について
まずお話します。
このふたつの分野は“暗記要素が比較的強い”単元です。
理科が完全に苦手なタイプは、
まずこの単元から暗記を進めていくと勉強しやすいでしょう。
どちらかというと生活に馴染みがある言葉や、
小学生の時に習った覚えの強い単元が多いです。
(例えば植物の仕組み、体の仕組みなど)
この単元がとても苦手な子の中には、
小学校の理科がまずおぼわっていないことが原因で、
中学の情報量に全く追いつけなくなってしまったというパターンが多いです。
小学生~中学1年生ぐらいまでであれば
①理科あるあるのマンガ・雑誌を読ませる
②楽しい理科の実験を体験させる
などして、理科の様々な現象が身近であることをまず認識させると取り組みやすくなります。
中学2年生以上であれば
①小6までの内容がまず頭に入っているか確認する。
②ワードとワードの関連性を一致させて暗記する。
(うすい塩酸+石灰石で二酸化炭素ができるなど)
③生物(植物・動物・体の仕組み・遺伝)と地学(地質・宇宙)の、
どこに興味があるか、得意にしたいか考えて勉強する。
これらの勉強をして、苦手を和らいでいかせる必要があります。
逆に、理科が出来る子にとっては
生物・地学は気を抜くことが出来ない“点数稼ぎ”の単元です。
みんなが高い点数をとってくるところなので、
むしろ100%を取るつもりで勉強しないと差をつけていくことができません。
その為に生物では、
①パーセントの問題がわかる
②対照実験のポイントがわかる
地学では
①み・は・じ(道のり・速さ・時間)の問題がわかる
②グラフの読み取りができる
これらの勉強が大切です。
次回そのほか計算系分野についてお話します!