中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
中学校では、次の定期テストが6月末ごろにある学校が多いです。
まだ1カ月ぐらい先ですし、「テスト勉強は2週間前くらいから始める」とも言われるので、今はのんびりしていても大丈夫な気がしますよね。
しかし、テスト前になって焦らないために、今からテスト対策を始めることを推奨します。
今回は、今から始めたい定期テスト対策をお話しします。
今から始める定期テスト対策
「定期テスト対策と言っても、まだ授業で習っていない部分もテスト範囲に含まれるし・・・」
「部活も宿題も習い事もあるから、テスト勉強にたくさん時間を割けないし・・・」
と思う方もいるかもしれません。
今から始めるテスト対策は“家庭学習の習慣化”。
学習内容は、学校の授業の復習を中心に行います。
「テスト勉強!!」と意気込んで始めなくても、毎日少しずつコツコツと復習を重ねていくのと、何もせずに過ごすのでは、1カ月後大きな差が生まれています。
大事なのは、今日やったところを今日のうちに復習するということ。
「鉄は熱いうちに打て」と同じで、勉強したばかりのその日に復習するのが大切です。
定期テストをスモールゴールに設定しよう
中学生のみなさんにぜひやってほしいのは、定期テストをスモールゴールに設定することです。
定期テストをスモールゴールに設定すると、ただ漠然と毎日の家庭学習を習慣化しようとするよりも目標が明確になり行動しやすくなります。
★スモールゴールとは?
大きな目標を達成するまでの間に設定する小刻みなルール。登山の山頂が大きな目標だとすると“〇合目”がスモールゴールとなる。
あとから広い範囲を勉強しようとすると大変ですが、「毎日少しずつ復習」であれば取り組むハードルも低いです。
今から次の定期テストに向けて、復習の家庭学習を習慣化していきましょう。