中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
いよいよ一般入試目前です。
保護者のみなさんのなかにも、緊張したりソワソワしたりする方がいるのではないでしょうか。子どもの将来を左右するイベントと思えばなおさらですよね。
「できる限りのサポートをしてあげたい」「何か自分にできることはないか」と思う気持ちもあるでしょう。
今回は、子どもを送り出す保護者のみなさんが、入試前日や当日にできることをお話ししたいと思います。
食事などハード面のサポートを
入試を変わってあげることはできなくでも、親御さんは食事などのハード面のサポートができます。
ハード面の具体的なサポートには、以下のようなものがあります。
- 消化の良い食事を用意する
- 子どもの睡眠時間に気を配る
- 必要なものがあれば準備しておく
「前日の夜はゲンを担いでトンカツにしよう」といったお家もあるかと思いますが、入試前日や当日はできるだけ消化の良い食事を心掛けましょう。
また、夜遅くまで勉強するのはNG。しっかりと睡眠時間を確保できるようにしてください。
さらに、試験会場が寒いことも予想されるので、カイロを用意しておくのも◎
(その際は、暑くなり過ぎると具合が悪くなってしまう可能性があるので、試験会場が適温の場合はカイロの使用を中止するように伝えるのも忘れないでください。)
親自身がポジティブでいることでソフト面もサポートする
「うちの子は本当に合格できるかな?」「大丈夫・・・?」といった気持ちになる瞬間があるかと思います。
今まで入試に向けてお子様と一緒に戦ってきた親御さんですので、心配になったりネガティブになったりするのも当然です。
しかし、親御さんの心配や不安はお子様にも伝わってしまいますので、ポジティブでいることを心掛けましょう。
そして、ぜひ「〇〇くん(ちゃん)ならできるよ!」「たくさん努力したんだから大丈夫!」といった声掛けをしてあげてくださいね。
当日はいつも通りを心掛けて
入試当日はあくまでも“いつも通り”を心掛けます。
いつもと違う行動は緊張しやすいもの。いつも通りの朝を過ごして、緊張感を和らげるようにできると良いかと思います。
いつも通りとはいえ、「甘いものを食べると頭の回転が良くなるんだって」とチョコを渡すなどのちょっとした工夫はOKです。
これは“おまじない”のようなもので、「今日はチョコを食べてきたから、頭が良く働くはず」といったポジティブな気持ちにつながります。
親御さんもお子様と一緒に、今までたくさん頑張ってこられたことと思います。
入試が終わるまでもう少しです。お子様が自分の実力を最大限にサポートできるように、最後まで一緒にサポートしていきましょう。