中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
前回は、学年末テスト対策として「テスト直前にできる効率の良いテスト勉強」のお話をしました。
今回は休養とテスト勉強のバランスについてお話ししていきます。
頑張り屋さんほど注意!
いつもより範囲の広い学年末テスト。
テスト勉強をしだしたら「あれもこれも」と思ってしまい、夜中まで勉強してしまう子がよくいます。
親としては子どもが勉強を頑張っているのを応援したいですし、努力している姿を嬉しいと思いますよね。
しかし、睡眠時間もしっかりと確保して欲しいところ。
勉強するのは素晴らしいことですが、睡眠不足になり当日に実力を発揮できなくなってしまうのは避けたいです。
休養と勉強の適度なバランスとは?
勉強に限らず、何事もバランスが大切。
とはいえ、休養と勉強の適度なバランスをとるためには、一体どうすれば良いのでしょうか。
ライフスタイルやその子の性格などによっても異なってきますので「勉強は〇時間まで」と一概に言えません。
しかし、睡眠時間は最低でも7~8時間確保して欲しいところです。
そのためには、起きる時間から逆算して「〇時までに勉強を終わらせて寝る」といったルールを自分なりに決めましょう。
生活リズムに気をつけながら学年末テスト対策をしよう!
出題範囲が広い、いつもよりも勉強に集中しなければならない、内申点にも影響する、といった理由から、ついつい根詰め過ぎてしまうのも分かります。
しかし、テスト当日に体調不良でお休みしてしまう事態になってはいけませんし、徹夜明けで思うような実力を発揮できなくなってしまうのももったいないです。
親御さんは、お子様の勉強時間や睡眠時間を見つつ「もう今日は勉強を終わりにして寝なさい」「明日また頑張ろう」などの声掛けを積極的に行うよう心がけましょう。
焦りや不安が大きければ大きいほど、勉強時間を伸ばしてカバーしようとしがちです。「〇〇くん(ちゃん)なら大丈夫だよ」「いつも頑張っているから、きっと良い結果になるよ」というように、心の面でのサポートしていけるとより良いですね。
しっかりと休養を取り生活リズムにも気をつけながら、学年末テストに臨みましょう。