中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
もうすぐ夏休みに入りますね。1日中自由に過ごせる夏休みを心待ちにしているお子様もたくさんいるかと思います。
時間がたっぷりある夏休みですが、有意義な長期休みになるように、この段階から事前の準備をしておきましょう。
今回は、夏休みに向けてどんな準備ができるか、保護者ができること・子どもへのサポート(小学生編)についてお話ししていきます。
目標を立てる
まずは夏休みの目標をざっくりと立てましょう。
親御さんのほうから目標を提示するのではなく「夏休みにやりたいことは?」「頑張りたい教科はある?」などの質問をしながら、お子様の意欲や自主性を引き出していくのが大切。
勉強の目標だけでなく家族で行きたい場所についても話し合えるといいですね。
勉強・遊び、それぞれの目標を決めることで、お子様がメリハリのある夏休みの過ごし方を意識するようになります。
また、このときに決めた目標が夏休みの計画を立てるのに役立ちます。
ルールを決める
夏休み中でも親御さんがお仕事をしていてお留守番をするお子様、学童を利用するお子様もいます。また、夏休みはご家庭で親御さんと一緒に過ごすお子様もいますよね。
学童の利用やお留守番をするご家庭の場合は、親がいない時の子どもの過ごし方や他人との接し方などが心配かと思います。
一方、親御さんと一緒に過ごすご家庭では兄弟げんかが増えてしまったり、昼食の準備が大変だったり、なかなか言うことを聞いてくれなかったりと、親御さんにとってストレスになるケースが多いです。
(せっかくお子様と一緒に過ごせる夏休みが、大変な期間になってしまうのは残念ですよね。)
- 親と離れているときの過ごし方
- お手伝いについて
- 兄弟、お友達との接し方
- メディア(TV・スマホ・ゲームなど)の使い方
- 1日の勉強時間
お子様がだらだらと夏休みを過ごしてしまわないように、上記のようなお家のルールを決めておきましょう。
ルール作りはお子様にとっても良い影響がありますし、親御さんのストレスを減らすことにもつながります。
自由研究・工作は今のうちから考えておく
小学生の夏休みの宿題で、困る方が多いのが自由研究・工作です。
後回しにして、夏休みが終わりに近づいてから焦るお子様もいらっしゃいます。
道具の準備や情報収集など親御さんの協力が必要で、完成させるまでに時間がかかる夏休みの課題ですので、今のうちから何をするのか考えておくようにしましょう。