中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
「疲れた」
・・・お子様がこんな風に、頻繁に言うことはありませんか。
「疲れた」と口癖のように言う子は、怠け者な子、または無気力な子なのでしょうか。
今回は、すぐに「疲れた」と言う子どもが抱える問題や望ましい親の声掛けについて、2回に分けてお話ししていきたいと思います。
子どもの「疲れた」の理由
お子様が「疲れた」と口にするのは、どんな理由があるのでしょうか。
以下のようなケースが考えられます。
- 「頑張ったよ!」「褒めて」の裏返し
- 心が折れた・ちょっと休憩したい
- 甘えたい
勉強であったり部活であったり、頑張ったあとに出る「疲れた」。これは「頑張ったよ!」というのを親に伝えたい、褒めて欲しい、の裏返しかもしれません。
また、体が疲れたのではなく何か嫌なこと・ショックなことがあり、心が折れてしまった・落ち込んでいるサインの可能性も。
さらに、甘えたい気持ちを「疲れた」で表現していることも考えられます。
すぐに「疲れた」と言う子どもの特徴と抱える問題
「疲れた」とすぐに言うお子様は、問題を抱えていることがしばしばあります。
- ストレスを抱えている
- やる気を出したいのにやる気が起きない
- 思うようにいかない何かがある
- 本当に予定を詰め込み過ぎのケースも
勉強・部活・友達や先生との関係など、私たち親の目の届かないところで日々頑張っているお子様。
最近すぐに「疲れた」と言うようになったな・・・と感じたら、それはSOSのサインかもしれません。
もちろん、性格や得意・不得意は個人差があるので、体力があまりなく本当に体が疲れてしまっていることもゼロではないかと思います。
しかし、お子様がすぐに「疲れた」を口にするときは、放置せずに原因を探る必要があります。
そこで重要になるのが、お子様を観察すること。いつもよりも余計に気にしてお子様の様子をみてあげてください。