中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
受験の時期、お子様は焦りを感じたり、プレッシャーを感じたりしています。
そんなお子様のために親ができることとして「受験期に保護者にしてもらって嬉しかったことのベスト3」を今の高校生や大学生の方に聞いてみました。
1.努力を認めてくれた
受験生が保護者の方にしてもらって嬉しかったことの1位として「努力を認めてもらう」というのが挙げられました。
具体的には、努力しているのをちゃんと見てくれていることや、それを褒めてくれることです。
お子様は、褒められると嬉しく感じるのはもちろん、さらに頑張る意欲が湧きます。
とくに意識していただきたいのは、「行動を褒める」ということ。
結果ではなく、努力しているという行動を褒めるのです。
受験勉強は、すぐには結果が得られません。なぜなら、合格発表まで結果がわからないからです。
そのように、結果がすぐに得られないことは努力を続けづらいのですが、親御さんに努力を認めてもらうことで、モチベーションが長続きします。
2.信頼して任せてくれた
また、「信頼して任せてくれる」というのも、お子様にとって嬉しいポイントです。
信頼というのは、認められている証でもあります。
認める⇒信頼する⇒任せる
といった仕組みですが、お子様は信頼して任せてもらえるからこそ、のびのびと自分が思うように努力をできます。
親御さんとしては、お子様の成長や成功を願うからこそ、細かなことにもアドバイスしたり、助言をしたくなりますよね。
受験生の親御さんの心配も尽きないことと思います。
しかし、心配をお子様には見せずに、お子様を信頼して任せてくれる親御さんの姿が、お子様に自信や勇気を与えているのです。
3.食事や送り迎えなどの生活面でのサポート
お子様が、嬉しかったことは勉強面だけではありません。
塾の送り迎えや温かい食事・健康的な食事の用意など、生活面でのサポートも、お子様にとっては「嬉しいこと」なのです。
絶対的な味方であり、いつもそばにいてくれて、さまざまな面で協力してくれる親御さん。
そっけない態度だったとしても、じつは感謝の気持ちを持っています。
受験はお子様自身が立ち向かう試練ではありますが、親御さんのサポートがかかせません。
今回の記事を、ぜひ受験生のサポートの参考にしてみてくださいね。