中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
「なんだか上手く文章が書けない」「読みやすい文章を書けるようになりたい」
いろいろ考えながら文章を書いても、上手く相手に伝わらなければもったいないですよね。
オリジナルの言葉で文章を構成して相手に伝える力は、これからどんどん必要になってきます。
では、どうしたら読みやすい文章を書けるようになるのでしょうか。
文章を作るときは、“書く”ではなく“伝える”を大切にします。
それを踏まえたうえで、読みやすい文章を書くコツについて一緒に見ていきましょう。
箇条書きから文章に
まっさらな原稿用紙に、ゼロから完璧な文章を書いていこうとすると、どうしてもむずかしく感じてしまいます。
ですが、いくつかのステップに分けていくと、文章を書くハードルが下がります。
- 構成(枠組み)を作る
- 内容を箇条書きにする
- 箇条書きに肉づけをしながら文章を書く
- 書いた文章を推敲(修正)する
上記の4ステップを、一つずつやってみましょう。
最初から上手く書けなくても大丈夫。ステップを踏むごとに、まとまった形の文章ができあがります。
感覚で読める、わかりやすい文章を
さまざまな人が目にする文章を書くときに、よく言われるのが「小学生でもわかる文章を書く」です。
むずかしい言葉やむずかしい言い回しが並んでしまうと、どうしても読みづらくなってしまいます。
読みながら頭で考えなくてはいけない文章だと、読んでいて疲れてしまうのです。
わかりやすい文章は、感覚で読める文章です。
また、ユーモアが加えられていたり、心に響くような文章であると、なお良いですね。
冷静に修正をする
先ほど触れた「文章を書く4ステップ」の4つめ“書いた文章の修正”を行うときは、冷静さが必要になります。
「伝えよう!」といった強い思いで書いた文章を、読む人の気持ちになり冷静に修正をしていきましょう。
(よく言われるのが「書いた文章を、一晩おいてから修正をする」ということ。時間をあけることで、冷静な目で見られる効果があります。)
- 具体的な内容か
- わかりやすい言葉で書かれているか
- 一文が長すぎないか
- 読む人にとって必要な情報か(足りない情報はないか)
- リズム感は悪くないか
上記のようなことに注意して修正すると、より読みやすく伝わりやすい文章になります。
言葉や文字を用いて、コミュニケーションをとることができる私たち。文章を書いて人に何かを伝えられるのは、素晴らしいことだと思います。
文章力は、作文や読書感想文などを書く学生だけでなく、大人になっても必要です。
中学生の今のうちに読みやすい文章が書けるよう、今回の記事をぜひ参考にしてみてくださいね。