中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは、個人指導専門塾の松村です。
今回は成績が上がった生徒と上がらない生徒の違い について説明します。
私が今まで見てきた生徒で、成績が上がった子に共通していることが2点ありあります。
まず1点目は、
「ノートのまとめ方が上手」ということです。
授業を行っていて、この子は成績が上がるなと感じる瞬間は、
その子のノートを見れば分かります。
日付、ページ数、タイトル(見出し)、当たり前のことですが、
こういった“あとから見かえした時のことを考える”ことがしっかりできています。
また、行と行の間は1行空けるなどして、余白を有効に活用し、
とても見やすいノートの取り方ができています。
とにかく、あとから自分で見て読みづらいノートにしていないということが
大切なポイントです。
2点目は、
「勉強時間の確保の仕方が上手」ということです。
定期テストに向けて学校から課される提出物があると思います。
成績が上がりやすい生徒は、そういった
提出物に充てる時間を早い段階から確保しています。
1日に30分でも時間を作って毎日コツコツと課題を進めています。
また、テストに向けて逆算して勉強計画を立てている点もあげられます。
テストまでにやり切る勉強内容
(ワークを3回繰り返す、単語を完璧にしておく、計算演習100問 等々)
をあらかじめ決めておき、いつまでにどこの部分まで終わらせるか、
細かく期限を決めて勉強を進めています。
以上の2点が、成績が上がりやすい生徒に共通しているポイントです。
新しく入塾した生徒に、私はまず始めに
「ノートの取り方」と「勉強計画の立て方」を指導するようにしています。
そして、この2点のポイントを生徒が自分でできるようになると、
大きな効果が1つ現れます。
それは
「自立学習の力がつく」ということです。
多くの保護者様が「自立学習が身についてもらいたい」という願いを持っています。
大事なのは、その自立学習が身につくためには何が身に付けばいいのか?です。
まずは「ノートの取り方」、そして「勉強計画の立て方」から入ると
実は身につきやすくなるのです。
なぜなら、
ノートの取り方が綺麗に(見やすく)なると、勉強が楽しくなります。
勉強計画の立て方が分かると、期限までにひとつひとつ頑張ろうという気持ちが沸き起こります。
これらのポイントを身につけて楽しく勉強をしましょう。