中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
テストに向けた計画的な勉強は、とても大切です。
しかし、
- 「いざ机に向かっても、なかなか集中できない」
- 「やる気がおきなくて、効率的な勉強ができない」
というお子様もいらっしゃるのではないでしょうか。
それは、勉強をする環境が整っていないからかもしれません。
そこで今回は、テストで目標達成ができる勉強机のつくり方をお話します。
効率の良い机を作る
「効率の良い机」とは、きちんと整理された勉強机です。
- シャーペン(または鉛筆)
- 消しゴム
- 赤ペン
- 蛍光ペン数色
- 定規
上記の5つがあれば勉強ができます。逆に、これら以外のものは机の上においてある必要がありません。
机の上には勉強で必要なもの以外置かないようにしましょう。
(勉強の妨げとならないよう、ゲームやスマホなどは目の届かないところに置くようにします。)
また、勉強が終わったら、机の上を片付けましょう。
勉強する前に環境を整えるのではなく、次に勉強するときのために「勉強が終わったら環境を整える」のです。
効率の良い机は、効率のよい勉強・目標達成ができる勉強を支えます。
勉強が嫌いな子はリビング学習を
「勉強が嫌い」「なかなか自宅学習ができない」というお子様には、リビング学習がおすすめです。
そのとき、親御さんには「見守り」と「サポート」をお願いしたいです。
中学生の勉強は小学生のときに比べて、遥かに難易度が高くなっています。
お子様の質問に答えたり、親御さんにも分からないことであれば、一緒に調べてあげられるといいですね。
また、テストを控えたお子様は、お子様なりの不安やストレスを抱えていることも少なくありません。
リビングで家族の存在を感じながら学習することで、安心して集中できるようになります。
お子様がリビング学習をしている間は、親御さんは読書や仕事、家計簿をつけるなどをして過ごすと、お子様は「親も自分と同じように頑張っている」という意識をもちます。
違うことをしていても「一緒に頑張る」ということは、お子様の力強い支えになります。
テストで目標達成ができるよう、ぜひお子様の勉強机づくりの参考にしてみてくださいね。
参考:『気づいたらうちの子…勉強してる!』著者:石田淳