中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
中学生は、夏休み明けに実力テストが行われます。
1学期に学習した問題はもちろん、2・3年生は前年度までの問題も範囲になるでしょう。
「テスト勉強してなかったけど、どうしよう?」
「直前にできる勉強法って?」
そんなお子様のために、今回は夏休み明けのテストに向けて、直前にできる効果的な勉強を紹介しますね。
夏休み中の勉強を見直す
夏休み明けのテストは、夏休み中に勉強したことの実力を確認するためのテスト。
まずは、夏休み中に勉強したワークやプリントを復習しましょう。
ワークを見直して、間違いやすい問題やケアレスミスをしやすい部分(答えは分かっていたけど漢字を間違った問題など)を確認しておくことがポイントです。
間違えた問題を重点的に何度も解く
間違えた問題、分からない問題は重点的に何度も解きましょう。
何度も解くことで覚え、理解が深まります。
どのテストにも共通していえることですが、テストの点数アップの極意は、分からない問題を減らすことです。
また、分からない問題を減らすと、学力の底上げにもつながります。
分からなかった問題が分かるようになると、自信をもってテストに臨めるでしょう。
暗記問題は寝る前に
英単語などの暗記問題は、寝る前に覚えるのがコツです。
暗記後すぐに眠ると記憶が定着しやすくなるので、寝る前の時間は暗記にベストな時間といえます。
これを機に「寝る直前は英単語を覚える時間」と、習慣化するのもいいですね。
寝る前に暗記をする習慣化は、夏休み明けのテストだけでなく、定期テストや入試にも役立ちます。
難しい問題を切り捨てることも一つの手
夏休み明けのテストに向けて、直前の勉強法としては、難しい問題を切り捨てることも一つの手です。
覚える・理解するのに時間のかかる難しい問題は、直前だと間に合わない可能性もあります。
そのようなときは、思い切って切り捨ててしまってもいいと思います。
とはいえ、切り捨てたまま、ずっと放っておくのは禁物。
分からないままになってしまい、その範囲がどんどん広がっていく危険性もあります。
やむを得ず切り捨ててしまった問題は、テストが終わったら、必ず取り組むようにしましょう。
夏休み明けのテストは定期テストではないとはいえ、自分の実力を確かめる大切なテストです。
直前でもしっかり準備をして、自信をもってテストに取り組めるよう、お子様の勉強の参考にしてみてくださいね。