中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
お子様の生活リズムが狂いやすい夏休み。
「2学期が始まったら、登校時間に合わせてちゃんと起きられるか心配」という親御さんもいらっしゃると思います。
生活リズムを整えるうえで、一番大切なのは『起きる時間』です。
今回は、2学期からの学校生活をスムーズにスタートできるよう、朝決まった時間に子どもが起きられるようになる保護者の方のアプローチ方法について、紹介していきます。
決まった時間にカーテンを開ける
毎朝、決まった時間に、お子様が寝ている部屋のカーテンを開けましょう。
太陽光には、睡眠ホルモンであるメラトニンを減少させ、体を目覚めさせる作用があります。
外の光は曇りの日でも、目覚めるのに問題ないくらいの明るさがあるので、曇っていてもカーテンを開けることがおすすめです。
「おはよう!」の声掛けとともに、毎日決まった時間に、お子様が太陽光を浴びられるようにしましょう。
親子で朝ウォーキング
朝の10分・20分だけでも、お子様と一緒にウォーキングをしてみるのはいかがでしょうか?
朝の気温が高くない時間帯に、親子で話をしながら散歩すると、コミュニケーションの時間にもなるのでおすすめ。
体を動かすことで血行も良くなり、すっきり目覚めることができます。
ウォーキングから帰ったら、一緒に朝食をとれるとさらに良いですよね。
お子様も保護者の方とお話をすることで、1日のエネルギーチャージができると思います。
夕食の時間を早めにするなど、早めに寝られる工夫を
『早く起きる→夜は眠くなり、早く寝る→早く寝たので、朝早く起きる』
崩れてしまった生活リズムを整えるためには、ちょっとつらくても「まずは早起き」です。
また、夕食の時間を早めにしたり、お風呂に入る時間を早めたり。保護者の方の協力が必要になってきます。
仕事や家事など、お忙しい方が多いと思いますが、できる範囲でお子様が早寝できる環境を作れると良いですね。
長期休みは、生活リズムが崩れやすいもの。どうしても、夜型に移行してしまいがちです。
お子様の起床時間が定着し生活リズムが整うように、今回のアプローチ方法をぜひ参考にしてみてくださいね。