中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは!教室長の丹下です。
年末までもうあと少し!
2017年、思い残すことはないでしょうか?
新たなスタートがもう目前ですね!
今回は長文読解のコツをお伝えしていきたいと思います。
長文読解のポイントは、大きく2つあります。
それは
①単語力
②時間配分
この2点です。
まず、単語力については、たくさん単語を知っているに越したことはありません。
長文を読んでいると、テーマが難しかったり、習っていない単語が出てきたりすると思います。
これに対応するにはたくさん単語を覚えるしかありません。
しかし、あれもこれもだとキリがないです。
そこで、単語暗記のコツ! それは、優先順位をつけること!
①動詞(過去形・過去分詞も)・代名詞
②形容詞・副詞(比較級・最上級も)
③接続詞
④名詞
これは、英文を書く上で使う頻度の高い順番になっています。
なので、単語練習をするときは品詞も意識して練習してみましょう!
次に、時間配分に関して。
長文読解においてみなさんが1番苦労しているところだと思います。
長文読解の際、目を通してほしい順番があります。
それは、
①本文の前にある、お話の設定(あれば)
②設問
③本文
この順です。
本文を一通り読む前に問題に目を通すというのは
意識してやっている子は多いと思います。
これは大正解です。
ではここにもう一工夫してみましょう。
長文読解だと、多くの問題で最後の設問が
「本文の内容と一致するものを選びなさい。」
となっていると思います。
この問題にさしかかったとき、
またもう一度本文を最初から読み直したりしていませんか?
時間がもったいないですよね?
こうしたちょっとした工夫をすることで省略できる時間って意外にあるんです。
でも時間をロスしていること自体に気づいていなかったりするんですよね。
実は、内容一致の問題の選択肢は、本文の流れに沿って並んでいるんです。
なので、例えば、3つ目のパラグラフ(段落)にウの選択肢の内容があったら、
イは必ずそれより前に書かれているんです。
なので、長文読解の際には、
問題1に目を通すのと同時に
最後の内容一致のアの選択肢もいっしょに見ておくと
効率的なんです。
問題1~と最後の設問(内容一致の問題)とを同時に確認しながら進めていくことで、
本文を一から読み直す必要もほとんどなくなり、かなりの時間短縮になります。
このやり方は慣れるのに少し時間がかかるので、繰り返し試してみてください。
使いこなせればきっとかなり楽に感じるはずです。
また、高校受験だけでなく、大学入試やTOEIC、
英検でも使える技なので、
ぜひ実践してみてください!